PostgreSQL(ポスグレ) とは

PostgreSQL(ポスグレ) とは

PostgreSQL(ポスグレ)とは、PostgreSQL Global Development Groupによって開発が進められているオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)のひとつのこと。

PostgreSQL(ポスグレ)はカリフォルニア大学バークレー校(UCB:University of California Berkeley)の研究プロジェクトにて開発されたデータベースシステム「POSTGRES」が前身となっています。
その後、1995年に同校の大学院生によりPostgres95としてリリースされ、現在の開発チームであるThe PostgreSQL Global Development Groupがこの開発を引き継いだのは1996年です。その際に、名称がPostgreSQLに改名され、ソースコードを公開し、現在でも世界中のプログラマたちにより開発されています。米国規格協会(ANSI)が承認を行っているデータベース言語「SQL」の標準仕様「SQL 92」、「SQL 99」に準拠しており、日本語を含む多言語に対応しています。また、ストアドプロシージャやテーブルのパーティショニング、データベースにおける不要領域のバキュームといった豊富な機能を備えています。

UNIXの環境で利用されることが多いとされていますが、Linux をはじめ、Windows、Mac OS Xなどの多くのプラットフォームをサポートしています(マルチプラットフォーム)。日本語や中国語、韓国語など、ASCII文字以外を扱う言語においても利用することができます。ApacheなどのWWWサーバと連携させて利用されることが多いです。Development Groupによる開発も活発であり、マルチコアをサポートするなど多様なアーキテクチャに対応しています。
近年では企業システムへのオープンソースソフトウェア活用の流れを受けて商用システムを押しのけて採用される例も増えています。トランザクションやサブクエリ、トリガなど大規模商用データベースシステムの持つ機能のほとんどを持つほか、ユーザ定義型や継承など他ではあまり見かけない機能も持ち合わせており、性能や信頼性も商用システムとほとんど変わらないと言われています。

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